国際市場
- 国際市場
-
- 住所 釜山広域市中区中区路42番地一帯
- 電話番号 +82-51-245-7389
- 駐車場 72台分
- 利用時間 09:00~20:00 第1、第3日曜日
詳細な紹介
国際市場は、一時韓国で最も取引規模の大きい商業都市として釜山の名を全国にとどろか
せた、象徴的な存在だ。
日本の植民地支配からの解放後、日本人が撤退する中で、いわ
ゆる戦時統制物資を売る商売が始まって以来、当時韓国最大の市場であった富平洞公設市
場一帯はさまざまな物資であふれるようになった。だだっ広い空き地だった場所に自然発
生的に常設市場が生まれた格好であり、それが国際市場につながる。
1950年の朝鮮戦
争以後、避難民による商売が始まり、市場が形成され、米軍の進駐により軍用物資ととも
にあらゆる商品が釜山港を通じて密輸入されるようになるのだが、これらの密輸入商品は
トッテギ市場(闇市のようなもの。外国からの物資も多かった)を通じて全国の主要市場に
供給された。
国際市場では外国からの密輸入品はもちろん、国連軍の軍需物資までが
頻繁に取り引きされた。ソウルの南大門市場に似た雰囲気だが、他の伝統市場とは違い、
工業製品の店が迷路のように並んでいる。
1工区はかばん、文具、工芸品、2工区は厨
房器具、鉄器、眼鏡、3工区は寝具類、洋品、第4区域は布地、じゅうたん、厨房器具、
5・6工区は家電製品、機械工具、布地が中心だ。このように、文房具、厨房器具、機械工
具、衣類、電気・電子類などを主な取扱品とする卸・小売業の市場が国際市場なのだ。